狭小敷地に建つブティックの設計です。
当時よく活用していた、オープンコンペで選んでいただきました。
クライアントは、別の場所でブティックを経営されていて、以前は、ミラノなどに買付に行かれる、服飾のエキスパートのご夫婦でした。
イメージと要望は、最終の場所として、家にお客さんを迎い入れて、クローゼットを開けながらコーディネートをしていくスタイルの、隠れ家的なブティックにしたい、というものでした。
敷地形状から、間口3.5m、奥行き10mの小さなブティックです。
ファサードは、お客さんをお迎えする、ゲートのようなデザインとして、内部は、1Fに大きなカウンターとクローゼットを、2Fにはキッチンとクローゼットを配置しながら、小さいスペースを大きく見せるような空間づくりをしています。
このプロジェクトで、クライアントのセンスや要望を、コミュニケーションをとりながら空間を作っていく、イナガキケンチクケンキュウショの柔軟なスタイルが作られたような気がするほど、クライアントさんのリクエストや選択が、他ではあまりないようなものでした。
クローゼットの扉の4周は、丸くしたいとか、隅などの隙間は徹底的にふさぎたいとか、細かいところから、物の配置のバランス感など、いろいろと勉強になっています。
すでに、クライアントは引退され、別の用途として使われているようですが、ベンチマークのひとつとなるプロジェクトです。







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